事務職未経験の志望動機はどう書く?実際に転職活動で使った内容と考え方

未経験事務転職

未経験から事務職へ転職しようとすると、「なぜ事務職を希望するのですか?」と聞かれることがあります。

私自身、事務職は未経験でしたが、前職でExcelを使った有給休暇の管理や補助金申請などを経験し、数字を扱ったり人をサポートしたりする仕事に興味を持つようになりました。そ

こで転職活動では、まず一般事務や営業事務で経験を積み、将来的には経理事務にもチャレンジしたいと伝えていました。

この記事では、事務職未経験だった私が実際の面接でどのように志望理由を伝えたのか、5社の面接を経験して感じたポイントとあわせて紹介します。

私が未経験から事務職を目指した理由

私が未経験から事務職を目指した理由は、前職で経験した業務と、大学時代に取得した簿記2級がきっかけです。

前職ではプログラマーとして働いていましたが、プログラミングだけを担当していたわけではありませんでした。

その中で、Excelを使った有給休暇の管理システムの作成や、補助金申請に関する業務を担当したことがあります。

私はこうした業務を経験する中で、情報を整理したり、細かい数字を扱ったりする作業を面白いと感じました。

また、大学時代には日商簿記2級を取得しています。資格を取得した当時は、必ずしも将来の仕事に活かそうと考えていたわけではありませんでした。

しかし、転職について考えるようになってから、「せっかく取得した簿記2級を活かせる仕事にも挑戦してみたい」と考えるようになりました。

そこで興味を持ったのが経理事務です。ただ、私は経理の実務経験がありませんでした。そのため転職活動では、経理事務だけでなく、一般事務や営業事務なども含めて、まず事務職として実務経験を積むことも選択肢として考えるようになりました。

私の場合、「何となく事務職が自分に合いそうだから」という理由だけではなく、前職で実際に面白いと感じた業務と、過去に取得した資格の両方を振り返ったことが、事務職を目指すきっかけになりました。

実際の面接では「まず事務経験を積みたい」と伝えた

私は事務職への転職活動で5社ほど面接を受けましたが、「なぜ事務職を希望しているのか」を聞かれることがありました。

私自身は将来的に経理事務へチャレンジしたいという希望を持っています。大学時代に日商簿記2級を取得していたこともあり、できれば資格を活かせる仕事をしたいと考えていたからです。

しかし、実際に転職活動をしてみると、実務経験がない状態から正社員の経理事務に採用されるのは簡単ではないと感じました。

私が実際に未経験から経理事務へ応募して感じた難しさについては、「未経験から経理事務になるには?簿記2級でも苦戦した私の転職体験談」で詳しく紹介しています。

そこで無期雇用派遣の面接では、将来的に経理事務を目指していることを隠すのではなく、正直に伝えました。

そのうえで、「将来的には経理事務にチャレンジしたいと考えています。ただ、未経験から正社員の経理事務を目指すのは難しいと感じたため、まずは一般事務や営業事務などで事務職としての実務経験を積みたいです」という考え方で志望理由を説明していました。

結果として、私の場合は経理事務ではなく営業事務への配属が決まりました。当初希望していた職種とは異なりますが、まず事務職として働き、実務経験を身につけられる点では自分の考えていたキャリアとつながっています。

未経験の場合、「経験がないから志望動機に書けることがない」と感じることもあると思います。

しかし、現在の経験だけではなく、**「なぜその仕事を目指しているのか」「まず何を経験したいのか」「将来的にどうなりたいのか」**までつなげると、自分なりの志望動機を作りやすくなると感じました。

一般事務・営業事務・経理事務で志望動機は変えた?

事務職といっても、一般事務・営業事務・経理事務など仕事内容はさまざまです。

私は転職活動をする中で、応募する事務職の種類によって、志望動機の内容を多少変えていました。

特に経理事務へ応募するときは、大学時代に取得した日商簿記2級を志望動機に取り入れていました。

簿記2級は経理の仕事と直接関係する資格なので、「資格を取得した経験を活かして経理の仕事に挑戦したい」という形で、自分が経理事務を目指す理由につなげやすかったからです。

一方、一般事務へ応募するときは、簿記2級を持っていることを無理に志望動機の中心にはしていませんでした。

資格として履歴書には記載していましたが、一般事務では必ずしも簿記の知識を使うとは限らないためです。

その代わり、前職でExcelを使った業務など、応募する仕事内容に近い経験を伝えることを意識していました。

営業事務についても、最初から営業事務だけに絞って転職活動をしていたわけではありません。

無期雇用派遣の選考では、将来的には経理事務にも挑戦したいという希望を正直に伝えたうえで、まずは一般事務や営業事務を含めて事務経験を積みたいと話していました。

実際に私の配属先として決まったのは営業事務です。この経験から、未経験で事務職を目指す場合でも、すべての求人でまったく同じ志望動機を使うのではなく、一般事務・営業事務・経理事務など、応募する仕事内容に合わせてアピールする経験や資格を多少変えるのは有効だと感じました。

ただし、企業ごとに全く違う志望動機を一から作っていたわけではありません。「事務職として経験を積みたい」という大きな方向性は変えず、その中で応募する仕事内容に関連する自分の経験や資格を選ぶようにしていました。

未経験なら前職の「事務に近い経験」を探してみる

事務職が未経験だと、「事務経験がないから志望動機に使える経験がない」と考えてしまうこともあると思います。

しかし、私自身の転職活動を振り返ると、前職が事務職でなくても、仕事内容を細かく振り返れば事務職につながる経験が見つかることがあります。

私の前職はプログラマーでした。そのため、「プログラマーとして働いていた」という経歴だけを見ると、事務職とはあまり関係がないように見えるかもしれません。

しかし、実際の仕事ではプログラミング以外の業務も経験していました。たとえば、Excelを使って有給休暇を管理する仕組みを作ったり、補助金申請に関する業務を担当したりした経験があります。

私はこうした仕事を経験する中で、Excelを使って情報を整理したり、細かい数字を扱ったりする作業を面白いと感じました。

そのため、志望動機を考える際には「プログラマーだった」という職種そのものよりも、前職の中で実際に何を経験し、どのような仕事に興味を持ったのかを振り返るようにしました。

これは、他の職種から事務職を目指す場合にも使える考え方だと思います。たとえば、接客業で売上をExcelに入力していた、営業職で見積書や資料を作っていた、コールセンターで顧客情報を入力していたなど、職種自体は事務ではなくても、仕事の一部に事務作業が含まれていることがあります。

そうした経験があるなら、「事務未経験だから何もアピールできない」と考えるのではなく、一度これまで担当した業務を細かく書き出してみるとよいと思います。

もちろん、少し経験しただけの業務を「事務職の実務経験がある」と大きく見せる必要はありません。

あくまで自分が実際に経験した範囲で、事務職に興味を持ったきっかけや、これから活かせそうな経験として伝えることが大切だと感じています。

私の場合も、前職の経験をそのまま事務経験として扱うのではなく、「この経験がきっかけで事務の仕事に興味を持った」という形で志望動機につなげました。

資格だけを志望動機にするのは弱いと感じた

私は大学時代に日商簿記2級を取得していたため、経理事務へ応募する際には志望動機の一つとして活用していました。

ただ、実際に転職活動をしてみて、「簿記2級を持っているから経理事務を希望しています」だけでは、志望動機としては少し弱いと感じました。

資格を持っていることと、実際にその仕事をしたい理由は別だからです。私の場合は簿記2級だけをアピールするのではなく、前職でExcelを使った有給休暇の管理や補助金申請などを経験し、数字や情報を扱う仕事を面白いと感じたことも合わせて伝えるようにしていました。

つまり、

「簿記2級を持っている」

「前職でも数字や情報を扱う業務に興味を持った」

「将来的には資格も活かせる経理事務に挑戦したい」 

という流れです。また、一般事務など簿記の知識を直接使うとは限らない求人では、資格を無理に志望動機の中心にする必要はないと考えていました。

資格は未経験から事務職を目指す際の一つの材料にはなりますが、資格そのものを志望理由にするというより、自分の経験や興味と組み合わせて「なぜその仕事をしたいのか」を説明する材料として使う方が、志望動機を作りやすいと思います。

私が簿記2級を取得した経緯や、未経験から事務職を目指す際にどの程度役立ったと感じたのかについては、未経験事務への転職に簿記2級は役立つ?実際に取得した私の体験談で詳しく紹介しています。

履歴書と面接の志望動機はなるべく揃えた

私は事務職への転職活動では、履歴書にも志望動機を書いていました。

そして面接で志望動機を聞かれたときも、履歴書に書いた内容と大きく変わらないようにすることを意識していました。

もちろん、履歴書に書いた文章をそのまま暗記して、一字一句同じように話していたわけではありません。

履歴書では文字数に限りがありますが、面接では理由を詳しく説明したり、質問された内容に合わせて補足したりできます。

そのため、伝え方には多少違いがあっても、「前職で事務職に近い業務を経験して興味を持った」「これまでの経験や資格を活かしたい」「まずは事務職として実務経験を積みたい」といった基本的な方向性はなるべく揃えるようにしていました。

また、私は応募する企業によって志望動機を多少変えることはありましたが、企業ごとに全く別の志望動機を作っていたわけではありません。

実際に自分が事務職を目指した理由をベースにして、一般事務なのか経理事務なのかなど、応募する仕事内容に応じてアピールする部分を調整するイメージです。

私は5社ほど事務職の面接を経験しましたが、この方法で志望動機について大きく困ることはありませんでした。

志望動機以外に実際の面接でどのようなことを聞かれたのかについては、「事務職未経験の面接で聞かれた質問は?実際に5社受けた私の体験談」でまとめています。

履歴書と面接で別々の志望動機を考えるよりも、まず**「自分はなぜ事務職を目指しているのか」という土台を一つ作っておく**と、複数の企業へ応募するときにも回答を考えやすくなると思います。

未経験事務の志望動機を作るときに意識したい3つのこと

私自身の転職活動を振り返ると、未経験から事務職の志望動機を作る際には、特に3つのことを意識すると考えやすいと感じました。

①前職から「事務に近い経験」を探す

まずは、これまで経験した仕事を細かく振り返ってみることをおすすめします。

前職が事務職でなくても、Excelへの入力、資料作成、電話対応、数字の管理など、事務職と共通する業務を経験している可能性があります。

私の場合も、前職の肩書きはプログラマーでしたが、Excelを使った有給休暇の管理や補助金申請などの経験がありました。

こうした経験を振り返ったことで、「なぜ全く違う職種から事務職を目指すのか」を説明しやすくなりました。

②どの事務職を目指すのか考える

「事務職」と一括りにするのではなく、一般事務・営業事務・経理事務など、どのような仕事をしたいのかを考えておくことも大切だと思います。

私の場合は将来的に経理事務を目指したいという希望がありました。一方で、未経験から正社員の経理事務への転職には苦戦したため、まず一般事務や営業事務で実務経験を積むという選択肢も考えるようになりました。

やりたい事務職がある程度決まっていると、「なぜその仕事なのか」「今後どのような経験を積みたいのか」まで志望動機につなげやすくなります。

③資格だけでなく自分の経験と組み合わせる

簿記などの資格を持っている場合は、志望動機を作る材料として使えると思います。

ただ、資格だけを理由にするのではなく、自分の経験や興味と組み合わせる方が、より自分らしい志望動機を作りやすいと感じました。

私の場合なら、簿記2級だけではなく、前職で数字や情報を扱う業務を面白いと感じた経験があります。

そこから「将来的には簿記の知識も活かせる経理事務に挑戦したい」とつなげました。未経験だからこそ、最初から立派な実務経験を用意するのは難しいと思います。

そのため、これまでの仕事・資格・興味を一つずつ振り返り、それらを事務職を目指す理由につなげていくのが、私自身は志望動機を考えやすい方法だと感じました。

まとめ:未経験でも過去の経験から志望動機は作れる

今回は、事務職未経験だった私が、実際の転職活動でどのように志望動機を考えていたのかを紹介しました。

私は事務職の実務経験がありませんでしたが、前職でExcelを使った有給休暇の管理や補助金申請などを経験したことが、事務職に興味を持つきっかけの一つになりました。

さらに、大学時代に取得した簿記2級も活かしたいと考え、将来的には経理事務に挑戦したいという方向性を決めました。

一方で、未経験から正社員の経理事務への転職は簡単ではないと感じたため、無期雇用派遣の面接では「まず一般事務や営業事務で実務経験を積みたい」という考えも正直に伝えています。

未経験から志望動機を作るときは、「事務経験がないから書けない」と考えるのではなく、これまで経験した仕事を細かく振り返ってみることが大切だと思います。

前職の一部の業務や取得した資格、仕事をしていて面白いと感じたことなどに、事務職を目指す理由につながる材料が見つかるかもしれません。

また、「事務職に就きたい」だけで終わらせず、一般事務・営業事務・経理事務など、どのような事務職を目指したいのかまで考えておくと、より志望動機を作りやすくなると感じました。

この記事で紹介した内容は私自身の転職活動での経験ですが、未経験から事務職を目指していて、志望動機に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

未経験からの転職に不安がある20代は転職支援を利用する方法もある

未経験から事務職を目指す場合、志望動機だけでなく、求人選びや書類選考、面接などで悩むこともあると思います。

私自身も未経験から事務職の正社員求人へ応募しましたが、転職活動は簡単ではありませんでした。

「自分の経歴ならどのような求人を狙えばいいのか分からない」「一人で転職活動を進めるのが不安」という20代の方は、転職支援サービスを利用するのも一つの方法です。

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