「簿記2級を持っていれば、未経験でも経理事務に転職できる?」
「未経験歓迎の経理求人なら、本当に経験がなくても採用される?」
これから経理事務を目指す方の中には、このような疑問を持っている方もいると思います。
私は大学2年生のときに日商簿記2級を取得し、2026年7月から未経験で経理事務の正社員を目指して転職活動をしました。
簿記2級を持っていたため、転職活動を始める前は「未経験でもある程度は評価してもらえるのではないか」と考えていました。
しかし、実際に経理事務を中心に約20社へ応募したところ、書類選考を通過できたのは5社程度でした。
求人には「未経験歓迎」と書かれているものもありましたが、転職活動をする中で、簿記2級を持っているだけで簡単に経理事務へ転職できるわけではないと感じました。
面接では「なぜ経理事務を目指すのか」だけでなく、「なぜ新卒のときに経理を目指さなかったのか」と聞かれ、回答に困ったこともあります。
一方で、簿記2級を持っていたことは決して無駄ではなく、書類選考や経理を志望する理由を説明するうえではプラスになったと感じています。
私は最終的に、いきなり経理事務だけを目指し続けるのではなく、まず営業事務としてPC操作や電話・メール対応、業務システムへの対応などの実務経験を積み、3〜5年後を目安に経理事務へ挑戦する道を選びました。
この記事では、簿記2級を持ちながら未経験で経理事務約20社へ応募した私の経験をもとに、転職活動で苦戦したこと、簿記2級が役立ったと感じたこと、そして未経験から経理事務を目指すために私が選んだ方法を紹介します。
※この記事は私自身の転職活動をもとにした体験談です。選考基準や結果は企業・求人・応募者の経験などによって異なります。
結論:簿記2級があっても未経験から経理事務への転職は簡単ではなかった
結論から言うと、私の場合は日商簿記2級を持っていても、未経験から経理事務の正社員へ転職するのは簡単ではありませんでした。
私は2026年7月から経理事務を中心に転職活動を行い、約20社に応募しました。
そのうち書類選考を通過できたのは5社程度です。
もちろん、簿記2級を持っていたことはプラスになったと感じています。
資格を持っていなかった場合と比較することはできませんが、経理事務を目指している理由を説明する材料になり、書類選考でも多少は評価してもらえたのではないかと感じました。
しかし、実際に転職活動をしてみると、「簿記2級を持っている=未経験でも簡単に経理事務に採用される」というわけではありませんでした。
求人には「未経験歓迎」と記載されているものもありましたが、私自身は選考を受ける中で、資格だけでなく実務経験も重要なのではないかと感じました。
面接では「なぜ経理事務を目指しているのか」に加えて、「なぜ新卒のときに経理を目指さなかったのか」と聞かれたこともあります。
私にとって、この質問は回答に困った質問の一つでした。また、Excelなどについても、単に操作できるかだけではなく、仕事で使用した経験があるかを確認されることがありました。
こうした転職活動を経験して、簿記2級は経理事務への転職で有利になる可能性のある資格ではあるものの、それだけで採用を決めてもらえる「決定打」ではないと感じています。
未経験から経理事務を目指すのであれば、簿記の資格だけでなく、PCスキルや事務経験、電話・メール対応など、自分が仕事で活かせる経験も一緒にアピールすることが重要だと思います。
未経験から経理事務に約20社応募した結果
私は2026年7月から、未経験の状態で経理事務の正社員求人を中心に転職活動を始めました。
応募した会社は約20社です。
そのうち書類選考を通過できたのは5社程度で、残りの多くは書類選考の段階で不採用となりました。
書類選考を通過した会社では面接にも進みましたが、最終的に経理事務の正社員として内定をもらうことはできませんでした。
私は日商簿記2級を持っていたため、転職活動を始める前は「未経験でも資格があれば、もう少し選考に通りやすいのではないか」と考えていました。
しかし、実際に応募してみると想像していた以上に苦戦しました。
特に印象に残ったのが、「未経験歓迎」と書かれている求人でも、未経験者だから簡単に採用されるわけではないということです。
企業から「経験者を優遇します」と直接言われたわけではありませんが、選考を受ける中で、同じ求人に実務経験のある応募者がいれば、未経験者にとっては厳しい競争になるのではないかと感じました。
また、私の場合は経理の実務経験がないことだけでなく、これまでの職歴や短期離職、ブランクなど、複数の要素が選考結果に影響した可能性もあります。
そのため、「20社応募して内定できなかった=未経験者は経理事務になれない」という意味ではありません。
それでも私自身の経験からは、簿記2級を取得して「未経験歓迎」の求人に応募するだけでは、必ずしも簡単に経理事務へ転職できるわけではないと感じました。
だからこそ私は、経理事務だけに応募し続けるのではなく、まず別の事務職で実務経験を積んでから、改めて経理事務を目指す方法を選びました。
経理事務の面接で実際に聞かれたこと
書類選考を通過して経理事務の面接へ進むと、資格だけではなく「なぜ経理事務を目指しているのか」「これまでどのような仕事をしてきたのか」といった部分についても聞かれました。
私が実際に聞かれた質問で、特に印象に残っているのは次のような内容です。
・なぜ経理事務を目指そうと思ったのか
・なぜ現在の会社を辞めようと思ったのか
・なぜ新卒のときに経理を目指さなかったのか
・Excelなどを仕事で使用した経験はあるか
この中でも、私が特に回答に困ったのが「簿記2級を持っているのに、なぜ新卒のときに経理を目指さなかったのか」という質問でした。
私は大学2年生のときに簿記2級を取得していましたが、大学卒業後は経理ではなくプログラマーとして就職しました。
そのため、中途採用で経理事務を志望するのであれば、「簿記2級を持っているから経理をやりたい」というだけではなく、「なぜ今になって経理を目指すのか」まで説明できるようにしておく必要があると感じました。
また、PCスキルについても聞かれました。
私はプログラマーとして働いた経験があるため、基本的なPC操作には苦手意識がありません。
しかし、経理事務としてExcelなどを使用した実務経験があるわけではないため、PCが使えることと経理・事務の実務経験があることは別だと感じました。
コールセンターで電話対応を経験していたことについても、電話対応に苦手意識がないことを伝える材料にはなりました。
実際に面接を受けてみて、簿記2級という資格だけを見るのではなく、「これまでの経験を経理事務でどう活かせるのか」「なぜ今、経理事務へ転職したいのか」を自分の言葉で説明できるようにしておくことが重要だと感じました。
「未経験歓迎」でも実務経験の壁を感じた
経理事務の求人を探していると、「未経験歓迎」「経理未経験OK」と書かれた求人も見つかります。
私もこうした求人を中心に応募していたため、簿記2級を持っていれば未経験でも十分にチャンスがあるのではないかと考えていました。
しかし、実際に約20社へ応募してみると、「未経験歓迎だから簡単に採用されるわけではない」と感じました。
私の場合、約20社に応募して書類選考を通過できたのは5社程度で、最終的に経理事務の正社員として内定をもらうことはできませんでした。
もちろん、不採用の理由を企業から詳しく教えてもらったわけではありません。
そのため、「経理経験がなかったことが不採用の原因だった」と断定することはできません。
私には短期離職やブランクなどもあったため、さまざまな要素が選考結果に影響した可能性があります。
それでも転職活動を経験して感じたのは、「未経験歓迎」という求人であっても、経験者が応募してくる可能性はあるということです。
同じ求人に、簿記2級を持っている未経験者と、実際に経理業務を経験したことのある人が応募していれば、未経験者にとって簡単な競争ではないだろうと感じました。
だからといって、「未経験歓迎の求人に応募しても意味がない」ということではありません。
実際に私は書類選考を通過して面接まで進めた会社もあり、簿記2級などを評価してもらえる可能性はあると思います。
ただ、未経験から経理事務を目指すのであれば、「簿記2級を持っているから大丈夫」と考えるのではなく、PCスキルや電話・メール対応、これまでの職歴など、経理以外の経験も含めてアピールすることが重要だと感じました。
簿記2級は役立ったが「決定打」にはならなかった
私が未経験から経理事務への転職活動をして感じたのは、簿記2級は役立つものの、それだけで採用が決まる「決定打」にはならないということです。
私は大学2年生のときに日商簿記2級を取得しました。
実際に経理事務へ応募する際には履歴書にも記載しており、資格を持っていることで、経理の基礎知識があることや、経理事務を目指す理由を伝えやすくなったと感じています。
また、約20社に応募して5社程度は書類選考を通過できたため、簿記2級がまったく評価されなかったとも思っていません。
一方で、簿記2級を持っていても、私は最終的に経理事務の正社員として内定をもらうことはできませんでした。
転職活動を通して特に感じたのは、「資格を持っていること」と「実際に仕事として経理を経験していること」は別だということです。
私の場合、簿記の知識はあっても、経理事務としてExcelを使用した経験や、実際の経理業務を担当した経験はありませんでした。
そのため、未経験から経理事務を目指す場合は、簿記2級を取得して終わりにするのではなく、これまでの仕事で身につけたPCスキルや電話・メール対応など、ほかのアピールポイントも用意しておくことが大切だと思います。
私自身はプログラマーとしてPCを使ってきた経験や、コールセンターで電話対応をした経験があったため、こうした経験についても面接で伝えました。
簿記2級は、未経験から経理事務を目指すうえでプラスになる資格だと私は感じています。
ただし、「簿記2級さえ取れば未経験でも簡単に経理事務になれる」と考えるのではなく、資格に加えて実務で活かせる経験やスキルを増やしていくことが重要だと、実際の転職活動を通して感じました。
私がまず営業事務から経験を積むことにした理由
経理事務への転職活動で苦戦した私は、経理事務だけに応募し続けるのではなく、まず営業事務として事務職の実務経験を積むことにしました。
もともと「絶対に営業事務をやりたい」と考えていたわけではありません。
一番の目標は経理事務ですが、未経験のまま経理事務の正社員だけを目指し続けるよりも、まず別の事務職を経験することが将来の転職につながるのではないかと考えたからです。
私がこれから働く予定の営業事務では、受発注業務を中心に、PCを使った業務や電話・メール対応などを経験する予定です。
こうした仕事を通して、基本的なPCスキルだけでなく、社内外とのやり取りや業務システムへの順応など、事務職として必要な経験を身につけたいと考えています。
もちろん、営業事務を経験すれば必ず経理事務へ転職できるというわけではありません。
営業事務と経理事務では仕事内容も異なるため、営業事務の経験がそのまま経理の実務経験になるわけでもありません。
それでも、現在の「経理未経験・事務職未経験」という状態から、まず「事務職経験あり」の状態になることには意味があると考えています。
私は営業事務として3〜5年程度を目安に経験を積み、その間も簿記の知識を活かしながら、将来的には経理事務の正社員へ改めて挑戦したいと思っています。
未経験から希望する職種への転職に苦戦している場合は、最初から理想の職種だけに絞るのではなく、将来につながる仕事から経験を積んでいく方法も一つの選択肢だと感じています。
私が正社員事務への転職に苦戦した後、無期雇用派遣を選んだ理由については、「無期雇用派遣と正社員はどっちがいい?実際に無期雇用派遣を選んだ私が比較」で詳しく紹介しています。
未経験から経理事務を目指すなら新卒のうちから動くのも選択肢
私自身の経験から、もし学生の時点で経理事務に興味があるのであれば、新卒就職の段階から経理職を選択肢に入れておくのも一つの方法だと思います。
私は大学2年生のときに日商簿記2級を取得していましたが、新卒では経理職を目指さず、卒業後はプログラマーとして就職しました。
その後、転職活動で経理事務を目指した際には、面接で「簿記2級を持っているのに、なぜ新卒のときに経理を目指さなかったのですか?」と聞かれたことがあります。
この質問をされたとき、私は回答に困りました。
今振り返ると、大学時代に簿記2級を取得した時点で経理の仕事に興味があったのであれば、新卒の就職活動でも経理職を選択肢に入れておけばよかったと思う部分があります。
中途採用では、資格だけでなく実務経験を求められる求人もあります。
そのため、これから就職活動をする学生で、すでに「将来は経理をやりたい」という希望があるのであれば、新卒の段階から経理職を検討する価値はあると思います。
もちろん、新卒で経理職に就かなかったからといって、その後経理事務を目指せないわけではありません。
私自身も新卒では別の職種を選びましたが、現在はまず事務職として経験を積み、3〜5年後を目安に経理事務へ挑戦することを目標にしています。
キャリアは途中から変更することもできます。
ただ、20歳で簿記2級を取得した当時の自分にアドバイスできるのであれば、「経理に興味があるなら、新卒の就職活動の時点でも一度経理職を検討してみた方がいい」と伝えたいです。
未経験から経理事務を目指す人に伝えたいこと
実際に未経験から経理事務へ転職活動をした私が伝えたいのは、「簿記2級を持っていれば大丈夫」と資格だけに頼りすぎない方がよいということです。
もちろん、簿記2級を取得したことは無駄ではありませんでした。
私自身、経理事務を目指す理由を説明しやすくなりましたし、約20社に応募して5社程度は書類選考を通過できたため、転職活動でもプラスになったと感じています。
しかし、最終的に経理事務の正社員として内定をもらうことはできませんでした。
その経験から、簿記2級は経理事務への転職で有利になる可能性はあっても、それだけで採用が決まる「決定打」ではないと考えています。
未経験から経理事務を目指すのであれば、簿記などの資格に加えて、ExcelなどのPCスキル、電話・メール対応、これまでの仕事で身につけた経験なども整理しておくことをおすすめします。
また、「なぜ経理事務をやりたいのか」「これまで別の仕事をしていたのに、なぜ今経理を目指すのか」といった質問にも、自分の言葉で答えられるようにしておくことが大切だと感じました。
そして、経理事務の正社員になかなか採用されない場合でも、すぐに諦める必要はないと思います。
私自身は、まず営業事務としてPC操作や電話・メール対応、業務システムなどの経験を積んでから、改めて経理事務へ挑戦する道を選びました。
最初から希望する経理事務に就く方法だけでなく、「将来の経理転職につながる経験を先に積む」という考え方も、一つの選択肢だと思います。
私もまだ経理事務への転職に成功したわけではありません。
だからこそ、今後実際に営業事務として経験を積み、3〜5年後に経理事務へ挑戦した結果についても、このブログで追記していきたいと思っています。
まとめ:簿記2級+実務経験を意識して経理事務を目指す
私は大学2年生のときに日商簿記2級を取得し、2026年7月から未経験で経理事務の正社員を目指して転職活動をしました。
経理事務を中心に約20社へ応募しましたが、書類選考を通過できたのは5社程度で、最終的に経理事務の正社員として内定をもらうことはできませんでした。
実際に転職活動をして感じたのは、簿記2級は経理事務を目指すうえでプラスになるものの、それだけで採用が決まるわけではないということです。
面接では「なぜ経理事務を目指すのか」「なぜ新卒で経理を目指さなかったのか」といった質問を受けました。また、Excelなどについても、実際の仕事で使用した経験があるかを確認されることがありました。
そのため、未経験から経理事務を目指す場合は、簿記などの資格だけでなく、PCスキルや電話・メール対応など、これまでの経験から経理事務でも活かせるものを整理しておくことが大切だと思います。
私は今回、経理事務だけに応募し続けるのではなく、まず営業事務として実務経験を積む道を選びました。
営業事務としてPC操作や電話・メール対応、業務システムへの対応などを経験し、「事務職未経験」の状態から一歩進むことが今の目標です。
そのうえで、3〜5年後を目安に、簿記2級と事務職としての実務経験を活かして経理事務の正社員へ改めて挑戦したいと考えています。
簿記2級を取得しても、未経験から経理事務への転職が必ず成功するわけではありません。
それでも、資格を取得したことが無駄だったとは思っていません。資格だけに頼るのではなく、実務経験やPCスキルなどを少しずつ増やしながら、自分なりのルートで経理事務を目指していくことが大切だと、今回の転職活動を通して感じました。
※この記事は私自身の転職活動をもとにした体験談です。選考結果や採用基準は企業・求人・応募者によって異なります。
未経験から事務職を目指すなら他の求人も比較してみよう
未経験から事務職を目指す場合は、一つの会社や働き方だけに絞らず、複数の求人を比較してみることも大切だと思います。
私自身も転職活動では複数の求人を見ながら、仕事内容や給与、勤務地などの条件を比較していました。
KOSMOでは、事務職をはじめとした求人を扱っているため、仕事探しの選択肢の一つとして確認してみてもよいと思います。
ミラエールや無期雇用派遣を検討している方も、他の求人と比較したうえで、自分に合った働き方を選ぶことをおすすめします。
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