「無期雇用派遣はやめとけって本当?」
「普通の正社員になれるなら、無期雇用派遣を選ばない方がいい?」
無期雇用派遣について調べていると、メリットだけでなく「やめとけ」「おすすめしない」といった意見を目にすることもあります。
私自身も、最初は無期雇用派遣に対して「正社員と派遣社員の中間のような働き方」というイメージを持っていました。
私は20代・事務職未経験の状態で正社員の事務職を中心に転職活動をしましたが、書類選考だけでも約20社不採用となり、かなり苦戦しました。
そこで、まず事務職として実務経験を積むために選択肢を広げ、スタッフサービスの無期雇用派遣「ミラエール」に応募しました。
実際に応募してみると、未経験から事務職に挑戦できることや、配属先について希望を聞いてもらえたこと、応募から配属先決定までが早かったことなど、メリットだと感じる部分がありました。
一方で、給与水準や配属先を自由に決められないことなど、正社員と比較すると気になる部分もあります。
もし同じ仕事内容・条件の正社員事務に採用されていたとしたら、私は給与やキャリアなども比較したうえで、正社員を選んでいたと思います。
それでも私が無期雇用派遣を選んだのは、「未経験から事務経験を積む」という目的に合っていたからです。
この記事では、実際に無期雇用派遣を選んだ私の立場から、メリット・デメリットや、どんな人に向いているのかを紹介します。
「無期雇用派遣だから良い・悪い」と決めつけるのではなく、自分に合った働き方なのかを判断する参考になればと思います。
結論:正社員になれるなら正社員、未経験から経験を積むなら選択肢になる
結論から言うと、同じような仕事内容・条件の正社員事務に採用されるのであれば、私は正社員を選ぶと思います。
無期雇用派遣は派遣会社と無期の雇用契約を結んで働く仕組みですが、実際に仕事をするのは配属された派遣先です。
私が応募したミラエールの場合、未経験から事務職に挑戦できる一方で、給与水準や配属先を自分で自由に決められないことなど、気になる部分もありました。
そのため、すでに希望する正社員事務の求人に採用される方が、あえて無期雇用派遣を選ぶ必要性はそれほど高くないと私は考えています。
一方で、私のように事務職未経験で、正社員の事務職への転職に苦戦している人にとっては、事務経験を積むための選択肢の一つになると思います。
私は正社員の事務職を中心に応募しましたが、書類選考だけでも約20社不採用となりました。
そこで「まずは雇用形態にこだわりすぎず、事務職としての実務経験を作ろう」と考え、無期雇用派遣まで選択肢を広げました。
私自身は今のところ3〜5年程度を一つの目安として事務経験を積み、将来的には経理事務などへキャリアを広げていきたいと考えています。
無期雇用派遣を「正社員になれなかったから仕方なく選ぶ働き方」と考えるのではなく、自分が将来やりたい仕事へ進むためのステップとして活用する方法もあると思います。
無期雇用派遣を実際に選んで感じた3つのメリット
実際にミラエールへ応募し、配属先が決まるまでを経験して、無期雇用派遣ならではのメリットもあると感じました。
特に私がメリットだと感じたのは、次の3つです。
1. 入社前からWord・Excelなどを無料で勉強できる
2. 配属先を決める際に希望条件をかなり聞いてもらえた
3. 応募から採用・配属先決定までが早かった
特に、私のように事務職として働いた経験がない人にとっては、「未経験から事務経験を積むための入口が用意されている」という点が大きなメリットだと思います。
もちろん、これは私がミラエールへ応募して感じたメリットなので、無期雇用派遣の会社によって研修制度や配属方法などは異なります。
①入社前からWord・Excelなどを無料で勉強できる
1つ目のメリットは、事務職で必要になるWordやExcelなどを無料で勉強できることです。
私自身、プログラマーとしてパソコンを使って仕事をした経験はありましたが、事務職として働いた経験はありませんでした。
事務職ではExcelやWordを使う機会も多いため、未経験から転職する場合、「実際に仕事についていけるだろうか」と不安に感じる方もいると思います。
ミラエールでは、私が応募した際には入社前から利用できる学習制度が案内され、WordやExcelなどを勉強することができました。
特に事務職未経験の場合、入社までの期間を使ってPCスキルを確認したり、苦手な部分を勉強したりできるのはメリットだと感じています。
もちろん、研修を受けるだけで事務の仕事がすべてできるようになるわけではありません。
それでも、「事務経験がないから不安」という人にとって、働き始める前から必要なスキルを勉強できる環境が用意されていることは、未経験から挑戦するハードルを下げてくれると思います。
②配属先を決める際に希望条件をかなり聞いてもらえた
2つ目のメリットは、配属先を決める際に自分の希望条件をかなり聞いてもらえたことです。
無期雇用派遣では、自分で好きな派遣先を自由に選べるわけではありません。そのため、応募する前は「希望と全く違う会社に配属されたらどうしよう」という不安もあると思います。
私の場合は、勤務地や職種、土日祝休みといった希望を事前に伝えていました。
内定後の配属面談では、これまでの経験や資格、仕事を選ぶうえで譲れない条件などを確認したうえで、私に合いそうな配属先を2社紹介していただきました。
最終的には受発注業務を中心とした営業事務への配属が決まりました。
私自身の感覚では、勤務地・職種・休日など、希望していた条件の8割程度は反映されたと感じています。
もちろん、希望を伝えれば必ずその条件どおりの会社に配属されるわけではありません。
それでも、会社側が一方的に配属先を決めるという印象ではなく、私の場合は希望を聞いてもらったうえで候補を紹介してもらえたことに安心感がありました。
実際に私が2社を紹介されてから配属先が決まるまでの流れは、「ミラエールの配属先はどう決まる?実際に2社を紹介された私の体験談」で詳しく紹介しています。
応募から採用・配属先決定までが早かった
3つ目のメリットは、応募から採用、そして配属先が決まるまでのスピードが早かったことです。
私の場合、ミラエールのWEB面接を受けてから内定までは約1週間でした。
内定後は予定を調整し、2営業日後には配属担当の方とのWEB面談がありました。
配属面談では、これまでの経験や資格、希望条件などを確認したうえで、私に合いそうな配属先を2社紹介していただきました。
その後、先に営業事務の会社の職場見学へ進み、私の場合は見学したその日のうちに配属が決まりました。
正社員の事務職を中心に転職活動をしていたときは書類選考だけで不採用になることも多かったため、ミラエールでは応募から配属先決定までスムーズに進んだという印象があります。
早く仕事を決めたい人にとって、選考から配属までのスピードが早いことはメリットの一つだと感じました。
一方で、配属面談から職場見学までが早く、準備できる時間があまりなかったため、応募した段階から面接や職場見学の準備を進めておくと安心だと思います。
※選考や配属にかかる期間は、応募時期や地域、希望条件、配属先の状況などによって異なります。
無期雇用派遣を選んで感じる3つのデメリット
無期雇用派遣には未経験から事務職に挑戦しやすいなどのメリットがある一方で、実際に選んだからこそ気になる部分もあります。
私が特にデメリットだと感じているのは、次の3つです。
1. 給料は決して高くない
2. 配属先を自由に選べない
3. 派遣先によって仕事内容や人間関係が変わる可能性がある
私自身は「まず事務職として実務経験を積むこと」を優先して無期雇用派遣を選びましたが、給与や働き方を最優先する人にとっては、これらが大きなデメリットになる可能性があります。
無期雇用派遣を検討する際は、未経験から挑戦しやすいというメリットだけでなく、自分が長く働きたいと思える条件なのかも確認しておくことが大切だと思います。
①給料は決して高くない
1つ目のデメリットは、給料が決して高くないことです。
私が2026年にミラエール大阪へ応募した際に提示された月給は19万7,000円で、内訳は基本給16万円+地域手当3万7,000円でした。
未経験から事務職に挑戦できる点は魅力ですが、給与を最優先に仕事を選ぶ場合、この金額を物足りないと感じる方もいると思います。
私自身も、長期的に働くことを考えると、今後どの程度昇給していくのかは気になるところです。
一方で、大阪府では最低賃金の引き上げが続いているため、今後の給与水準がどのように変わっていくのかにも注目しています。
ただし、最低賃金が上昇したからといって、ミラエールの月給が必ず同じ割合で上がるとは限りません。将来の昇給額についても現時点では分からないため、最新の求人情報や雇用条件を確認する必要があります。
私は「高い給料を得ること」よりも、「未経験から事務職の実務経験を積むこと」を優先してミラエールを選びました。
そのため現時点では納得していますが、収入を最優先したい人にとっては、無期雇用派遣以外の正社員求人などと給与条件を比較してから決めた方がよいと思います。
ミラエール大阪の月給や手取りの目安、賞与などについては、「ミラエール大阪の給料はいくら?月給19万7,000円の内訳と手取りを解説」で詳しく紹介しています。
②配属先を自由に選べない
2つ目のデメリットは、配属先を自分で自由に選べるわけではないことです。
先ほどメリットとして「希望条件をかなり聞いてもらえた」と書きましたが、希望を聞いてもらえることと、自分で配属先を決められることは別です。
私の場合、配属面談では受発注業務を中心とした営業事務と、士業事務所の一次受付の2社を紹介していただき、「どちらの方が好みか」という希望も聞いてもらえました。
私は自宅から比較的近く、より事務職らしい経験を積めそうだと感じた営業事務を希望しました。
結果的にはその会社の職場見学へ進み、当日に配属が決まったため、私としては希望に近い結果になりました。
しかし、無期雇用派遣では自分が求人を探して好きな会社を選び、そこへ必ず入社できるという仕組みではありません。
例えば、自宅からかなり遠い会社や、自分が希望していたものとは異なる仕事内容を紹介された場合、人によっては大きなデメリットに感じると思います。
私の場合は希望条件の多くを考慮してもらえましたが、「勤務地や仕事内容を自分で細かく選びたい」という人は、応募する前に配属の仕組みをよく確認しておいた方がよいと思います。
③派遣先によって仕事内容や人間関係が変わる可能性がある
3つ目のデメリットとして私が気になっているのは、実際の仕事内容や職場環境が派遣先によって変わることです。
無期雇用派遣では派遣会社に雇用されますが、実際に日々働く場所は配属された派遣先になります。
そのため、同じ無期雇用派遣として採用された場合でも、配属先によって仕事内容や職場の雰囲気、一緒に働く人などは異なります。
私の場合は営業事務への配属が決まり、受発注業務を中心に、電話・メール・来客対応、郵便物の発送などを担当すると説明を受けています。
一方で、配属面談でもう一つ紹介された仕事は士業事務所の一次受付だったため、同じミラエールでも配属先によって仕事内容にはかなり違いがあると感じました。
また、人間関係や実際の職場の雰囲気については、働き始めてみなければ分からない部分もあると思います。
私はまだ配属先での勤務を始める前なので、実際の人間関係について評価することはできません。
今後実際に働いてみて感じたことがあれば、この記事にも追記していきたいと思います。
配属先によって働き方が変わる可能性があることは、無期雇用派遣を選ぶ前に理解しておいた方がよいポイントだと感じています。
無期雇用派遣がおすすめな人・おすすめしない人
無期雇用派遣は、人によって向き・不向きがある働き方だと思います。
私自身の転職活動を振り返ると、特に「未経験から希望する職種の経験を積みたい人」にとっては、選択肢の一つになりやすいと感じました。
例えば、私のように20〜30代で事務職を希望しているものの、実務経験がなく正社員の事務職への転職に苦戦している人です。
また、これまで短期離職などがあり、正社員の転職活動で苦戦している人にとっても、まず実務経験を積んで今後のキャリアにつなげるという考え方はあると思います。
一方で、すでに希望する正社員求人から内定を得られる人であれば、無期雇用派遣だけに絞る必要はないと思います。
私自身も、仕事内容や勤務地などが同程度で正社員事務とミラエールの両方から内定をもらっていたとすれば、給与や今後のキャリア、待遇などを比較して正社員を選んでいたと思います。
また、できるだけ高い給与を得たい人や、自分で勤務先を細かく選びたい人にとっても、無期雇用派遣は合わない可能性があります。
大切なのは「無期雇用派遣は良い」「無期雇用派遣はやめとけ」と一括りにするのではなく、自分が今何を優先したいのかで判断することだと思います。
私の場合は、現時点で給与の高さよりも「未経験から事務職の実務経験を積むこと」を優先したため、無期雇用派遣を選びました。
私は3〜5年を目安に事務経験を積みたい
私は現時点では、無期雇用派遣で3〜5年程度を一つの目安として、事務職の実務経験を積みたいと考えています。
今回、営業事務への配属が決まりましたが、私にとって無期雇用派遣に採用されること自体がゴールではありません。
まずは営業事務として、受発注業務や電話・メール対応など、事務職としての基本的な実務経験を身につけたいと思っています。
私は大学時代に日商簿記2級を取得しているため、将来的にはその知識も活かして、経理事務などへ仕事の幅を広げていくことも考えています。
正社員の事務職への転職活動では、未経験ということもあり書類選考で苦戦しました。
しかし、数年間でも実際に事務職として働いた経験ができれば、今後転職するときには「事務職未経験」ではなくなります。
そのため私は、無期雇用派遣をずっと続けるかどうかを今の段階で決めるのではなく、まずは3〜5年程度しっかり経験を積み、その時点で自分のスキルや希望に合ったキャリアを改めて考えたいと思っています。
無期雇用派遣を検討している方も、「入社すること」だけでなく、「そこで何を経験して、その後どうなりたいのか」まで考えておくと、自分に合った働き方なのか判断しやすくなると思います。
まとめ:無期雇用派遣は「やめとけ」と一概には言えない
無期雇用派遣については「やめとけ」「おすすめしない」といった意見もありますが、私は一概に悪い働き方だとは思っていません。
実際にミラエールへ応募してみて、未経験から事務職に挑戦できることや、Word・Excelなどを勉強できる環境があること、配属先について希望を聞いてもらえたことなどはメリットだと感じました。
一方で、給与が決して高くないことや、配属先を自分で自由に選べないこと、実際の仕事内容や職場環境が派遣先によって異なることなど、デメリットもあります。
そのため、同じような仕事内容・勤務地・条件の正社員事務に採用されるのであれば、私は給与や待遇、今後のキャリアなどを比較したうえで正社員を選ぶと思います。
しかし、私自身は事務職未経験の状態で正社員の事務職への転職に苦戦しました。
そこで、最初から雇用形態だけにこだわるのではなく、「まず事務職として実務経験を積むこと」を優先して無期雇用派遣を選びました。
私のように未経験から希望する職種へ挑戦したい人にとっては、無期雇用派遣を今後のキャリアにつなげるための一つの選択肢として考えることもできると思います。
大切なのは「無期雇用派遣だからやめておく」「無期雇用派遣だから安心」と決めつけるのではなく、給与・仕事内容・勤務地・雇用条件・将来やりたい仕事などを比較して、自分の目的に合っているか判断することです。
私自身もまずは営業事務として経験を積みながら、今後どのようなキャリアに進むのか考えていきたいと思っています。
※この記事は、私が2026年にミラエールへ応募し、配属先が決まるまでに感じたことをもとにしています。制度や待遇などは会社・地域・時期・契約内容によって異なるため、応募時には最新の求人情報や雇用条件をご確認ください。
未経験から事務職を目指すなら他の求人も比較してみよう
未経験から事務職を目指す場合は、一つの会社や働き方だけに絞らず、複数の求人を比較してみることも大切だと思います。
私自身も転職活動では複数の求人を見ながら、仕事内容や給与、勤務地などの条件を比較していました。
KOSMOでは、事務職をはじめとした求人を扱っているため、仕事探しの選択肢の一つとして確認してみてもよいと思います。
ミラエールや無期雇用派遣を検討している方も、他の求人と比較したうえで、自分に合った働き方を選ぶことをおすすめします。
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